iTunesを使う場合と、iTunesを使わずに専用ソフトまたは無線でPCからiPhoneにデータを転送する方法を紹介します。
PCの中にある昔の写真や動画を、スマートフォンに転送していつでも見れるようにしたい経験はありますか?iPhoneの場合は、iTunesを使用してiPhoneの写真や動画などのデータを同期するのは非常に便利です。iTunesでバックアップできるデータの種類が限られていて、iPhoneに既存のデータがバックアップ中に削除されるなど不便なところがあります。この記事では、iTunesを使う場合と、iTunesを使わずに専用ソフトまたは無線でPCからiPhoneにデータを転送する方法を紹介します。
iTunesを通じてPCからiPhoneにデータを転送するのが可能ですが、いくつかの制限もあります。iTunes以外に効率的にデータを転送する方法をお探しているなら、iOSデバイスとパソコンの相互転送に対応している専用ソフト「AnyTrans」の使用をおすすめします。
「AnyTrans」ソフトを利用すると、写真や動画、PDFなど27種類のデータを高速転送および管理できます。また、音楽の転送については、iTunesの制限を突破して好きなだけiPhoneに転送できます。さらに、ソフトのデザインは簡潔で使いたい機能を簡単に見つけます。「AnyTrans」は総合的なデータ転送・管理ソフトとして他にもたくさん便利な機能が搭載されていますが、今回はPCからiPhoneにデータを転送する方法を紹介します。(逆にもできます。)
その前に、まず、AnyTransをパソコンに無料ダウンロードしてインストールしてください。
Apple認定開発者によって開発されたツール – AnyTransにウイルス、広告、スパイウェア、マルウェアなどの有害なものは一切含まれていません。もしAnyTransの安全性が気になるなら、こちらのページをご参考ください:AnyTransって安全なの?ウイルス入りではない?ご不安の方へ>
ステップ1: ソフトを起動して、iPhoneをケーブルでPCに接続します。iPhoneの画面でPCを信頼すると選択します。接続が成功したら、ソフトの画面にiPhoneノ情報が表示され、iPhoneのイメージ図にある「+」を選択します。
ステップ2: PCからiPhoneに転送したいファイルを選択して、「開く」をクリックすると転送プロセスが開始します。
PCからiPhoneにデータを転送する定番の方法というと、多くの人はiTunesのバックアップ機能を使うと考えるでしょう。確かに、iTunesのバックアップ機能は無料で使用でき、iCloudのようにストレージ容量の制限がないので便利に使えます。ただし、注意が必要なのは、iTunesでバックアップするとiPhoneに既存のデータが削除される上に、バックアップできるデータの種類も写真、音楽、動画などに限定されています。以下は、iTunesを使ってPCのデータをiPhoneに転送する手順を紹介します。
ステップ1: PCでiTunesを起動します。ケーブルを使ってiPhoneをPCに接続します。
ステップ2: 表示された「iPhone」をクリックすると、バックアップ設定画面が表示されます。
ステップ3: 画面左側でバックアップしたい項目を選択して、具体的なバックアップ設定をしてから下の「適用」をクリックして同期を開始します。
無線でPCからiPhoneにデータを転送する方法の一つ目は、iCloudの同期機能またはiCloud Driveを使う方法を紹介します。iCloudの同期機能は無料で5GBのデータをバックアップすることができます。PCで同期された内容は、iPhoneで同じiCloudアカウントにサインインしたら見れます。一方で、iCloud Driveはデータのバックアップより、データの保存と共有に重点を置いています。iCloudの同期機能とiCloud Driveを使ってPCからiPhoneにデータを転送する手順は似ていますが、それぞれを見ていきましょう。
iCloudの同期機能でデータを転送する手順
ステップ1: PCでiCloud.comにアクセスしてサインインします。
ステップ2: アップロードアイコンをクリックして、iPhoneに転送したいファイルを選択してデータのアップロードと同期が開始します。
iCloud Driveでデータを転送する手順
ステップ1: PCでiCloud.com にアクセスしてサインインします。「iCloud Drive」をクリックします。
ステップ2: アップロードアイコンをクリックして、転送したいファイルを選択してアップオードを開始します。
ステップ 3: iPhoneで同じApple IDでサインインします。既にサインインされている場合は、「設定」アプリを開き、「Apple ID」→「iCloud」の順でタップし、iCloud Driveをオンにします。
ステップ4: 「ファイル」アプリを開いたら、PCから転送されたファイルが見られます。
iCloud Driveと同じストレージ機能を持っているオンラインストレージが他にもいくつかあります。よく知られているのが、Google DriveやDropbox などがあります。これらのオンラインストレージを通じてPCのデータをiPhoneに転送する方法は、iCloud Driveとは大した違いはありません。以下は、一般的にオンラインストレージでPCからデータをiPhoneに転送する方法を簡単に紹介します。
ステップ1: オンラインストレージのPC版を開き、iPhoneに転送したいファイルをアップロードします。
ステップ2: iPhone用アプリをダウンロードしてログインします。
ステップ3: PCから転送されたファイルを確認したり、ダウンロードしたりできます。
MacのPCを持っている場合は、AirDropを利用してiPhoneに無線でデータを送ることもできます。ただし、この方法を利用するには、すると、iPhoneのシステムがiOS 7以降、PCのシステムがOS X Yosemite以降である必要があります。また、AirDropは無料で使えますが、転送できるデータの種類が限られていて、間違って他人に送るリスクもあるので注意してください。以下は、AirDropでMacとiPhone間でデータを転送する方法となります。
ステップ1: MacのAirDrop アプリを開きます。iPhoneとMacのWi-FiとBluetoothをオンにします。
ステップ2: 「この Mac を検出可能な相手」で、「全員」を選択します。
ステップ3: 転送したいファイルをの受信iPhoneのアイコンにドラッグし、「送信」をクリックします。
手軽にPCからiPhoneにデータを転送するもう一つの方法は、ファイルを添付したメールを自分宛に送信することです。この方法を利用すると、別途ソフトやアプリの使用は一切不要で、簡単にデータをiPhoneに転送できます。ただし、メールを介して転送できるファイルの種類も限られていて、サービスプロバイダによってファイルサイズに制限がかかっている場合もあります。サイズが小さい少量のデータを転送する場合におすすめです。
実は、日常的によく使われているチャットアプリLINEで手軽にデータを転送することもできます。PC版のLINEをインストールし、「Keepメモ」機能を通じてファイルを送信することで、iPhoneで即時にファイルを受け取れます。以下はその手順となります。
ステップ1: PC版のLINEを開き、iPhoneで使っている同じアカウントにログインします。
ステップ2: トーク一覧から「Keepメモ」を選択し、ファイル添付ボタンをクリックしてファイルを選択して送信します。
ステップ3: iPhone用のLINEアプリで「Keepメモ」を開くと、送信されたファイルが表示されます。
以上は、PCからiPhoneにデータを転送する裏ワザを7種類紹介しました。実は、定番のiTunes以外にも、以外にさまざまな方法があります。それぞれにメリットはあって、方法によっては制限が存在する場合もあります。ご自身の利用シーンに合わせて、PCからiPhoneにデータを転送する最適な方法を選択してください(逆にもできます)。なお、たくさんの種類のデータを転送したい、またはデータを一括に管理できるツールを合わせて探している方は、iOSデバイス間で自由にデータを転送・管理できる専用ソフト「AnyTrans」の利用を強くおすすめします。ソフトは無料試用版もあるので、まずはダウンロードして使ってみましょう。
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